Advent art Day 17「北極星の鬼」

降誕節17日目、「北極星の鬼」です。
基本的にペイントされている本体は何日か前までに作って乾かしておかないと色を塗るのはむずかしい。
なので、いつくかある中から当日に本体を選び、テーマを感じながら塗っていく。そんな日々がこの12月は続いています。

そしてこれを作り始めたのは、風の強い夜中、芝生の上に寝転んで空を眺めていました。そしたらオリオン座が見えて、ああ北極星はどこだろうって。

日光東照宮は江戸城の鬼門、家康を「東照大権現」として祀り江戸城を守っているという。 今はこの関東全体なのかな。

寒い夜には更に冷たい空気と山々に囲まれたあの日光という土地が近くに近くに感じられる気がする。


《参照》星降る夜の日光

2020年 アドベントアートのテーマ「鬼」
人間の歴史の中でコロナのようなことは何度も起きてきましたが、自分も初めてで現代人としての自分が向き合うには何が大切なんだろう
鬼を滅するのか・・悩んでも受け入れるのは自分の命が危険。
避けて通りたいものは、病なのか。自分とは異なる価値観なのかもしれない。


そんな中での自分の幸せを祈り、身近な大切な人、ちょっと遠い人、遠くても大変そうな人、遠くて割とどうでもいいかもしれない人、まあそれぞれの距離はありつつも、この地球という方舟の上で、それぞれの幸せを尊重する生き方ってなんだろなと より一層考えさせられた年のように思う。

鬼という形の中にそれらを重ね合わせ眺めたらどんなだろうと思って思いつくままに作っています。

[ Pole star Demon | H: 5.5cm ]
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