夏は夕陽見

先日宇宙飛行士の若田光一さんが
地球に帰還された時の映像を見てたら
しんどそうで、いきなりは歩けない様子
頭では知っていたとしても、無重力と重力の違い、
ほんとにここ重力かかってるんだ~!って 
あの映像だけで目には見えない重力と言うものが
地球にあるんだって初めて感じたかもしれない。

Park hyatt 031

水曜日レディースデーもいいけど
大勢でギュウギュウで映画見る気力が・・・って迷って
夕暮れ時パークハイアットの
41階のラウンジでお茶した時のこと。

西に向いたその窓からは
夕陽が落ちていく中 風に形を変える雲
雲が太陽の光をいろんな形に遮って
街を刻々と様々な光の筋で照らして行く。

いつも知らない間に照らされてる道沿いに
いたりいなかったりするんだろな。
遠くの山々、富士山が現れたり消えたり、
空の薄いブルーがオレンジと紫の雲に
上下で挟まれていたり
混ざっていったり、ちぎれたり
(かみさまー私これを染めているんだよーって呼びかけたり)
毎日世界で起きる地球の大スペクタクル。ドドーン
ネイチャーとか観てるような感じ??(観たことないけど)

テーブルに置かれたオイルランプは
夜の訪れとともに 部屋を照らし始め
「ランプを灯せば街は沈み、窓には部屋が映る」
ユーミンの『翳りゆく部屋』的な昼と夜へのシフトを味わうのです。

1、2時間がかりで高い場所から眺め続ける夕陽、
「夕陽を見る」とは、太陽そのものの直視でなくて
あの時間、あの景色、
写真には収められない大量の景色
「たそがれ時」全部の変化を味わうことなのね、むふふ。

Park hyatt 035

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