「徳川家康」 真田丸より

徳川家康 

今日のそこらへんの神さまスケッチは
大河ドラマ真田丸シリーズ、
内野聖陽さん演じる「徳川家康」です。

いよいよ45回、真田丸の砦での戦いに
大いに盛り上がっている真っ最中の
げんなりしている家康さんですが
着物の家紋と陣中での家紋がこれでもかと目に入る。

しかも、なんじゃろあの後ろのキャッチフレーズ
ググりました。

厭離穢土 欣求浄土(おんりえど ごんぐじょうど)

で、このブログの解説が分かりやすいと思いました。
http://rekisiuntiku.jp/blog-entry-223.html
「穢れた今の世の中を忌み嫌い、極楽を求める」
からの、
「戦国の世は、誰もが自己の欲望のために
戦いをしているから、国土が穢れきっている。
その穢土(えど)を厭(いと)い離れ、
永遠に平和な浄土をねがい求めるならば、
必ず仏の加護を得て事を成す」

登場人物すべてに個性豊かな人間臭さがいっぱいなのですが
真田幸村が大群も所詮人だと打倒していく一方で
苦戦しつつも仏の加護のシンボルの元で戦う家康。

幸村自身、勝てたとしても豊臣家も一大名と
分かっていながらも戦う。
(見てるこっちは更にそれでも負けてしまうって
知りながらも雄姿にしびれてる)
そして二代に渡って使われた戦いの始まりの「高砂」の歌も
長寿を愛で、人世を言祝ぐ歌でありながら
シンボルマークは六文銭、
三途の川の渡し賃を身に着けて戦う。

生と死と相反するような二つのテーマのように
自分の思っていること、目の前にあること、
そして背中を押しているものは常にバラバラなものなのかもしれない。

[Ieyasu Tokugawa / Sieyo Uchio ]
Oil Pastel
Size :18*24cm
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