前日のブログ「器とテノリイノリと中華街の旅 その1」からの続き・・・
この夏3度目の中華街は
茶藝館の店員さんにも言われていた
関帝誕(関帝廟に祀られている関羽さまのお誕生日をお祝いする祭り)の日に。
セールやるから 来てみてねと
誘われていたのを思い出し、
最終日に駆け込むことに。
すると中華街に着いたとたん、
爆竹の音と香り、
煙の中で獅子舞だったり
不思議なラッパの音色、
大きな人形(たぶん一人は関羽さまかな?)の練り歩き?!
中華街の普段の色だけでも
気持ちも切り替わるのに、
更なる祭り色に音も香りもだなんて 大騒ぎだよ〜
爆竹はこの箱の中で弾けています。
店舗の前でお供え物が並べられ
獅子舞だのラッパだのが舞ってくれる。
お供えもいいなああ・・・
お祭りに来ると、どうもイメージしてしまうことがあって
それはもし何十年も何百年も昔に
同じ場所で同じ祭りを見ていたら
ほとんどの人が
食うに困るとか、
食べさせてあげたい人に十分に食べさせてあげられないとか
ちょっとした病気で死んじゃうとか
もっともっといっぱいあって
心の底から神様に家族の健康とか繁栄とか
並々ならぬ思いで祈っていたような気がしてくる。
それと同時にボヤっと何とか生きてる現代にいるってすごいなって
胸がいっぱいになりそうになる。
自由に肉まんも餡まんも食べられる時代と場所に生まれましたよ
そんなこんな思いを馳せながら
関帝廟にたどり着く。(でっかい人形とともに)
こちらのお三方は 台湾の本職の神さま役の方のよう。
そして絢爛豪華な中に
天女のようなお姉さんたちがいて・・・・ふと手に目をやりますと
この手のポーズ・・・・って・・・!??
「キルト染め絵 いのり」の動きと同じ!??
ずっとどうしてお祈りの絵の手の動きはこうなんですか?と
聞かれていたのですが
そういうイメージをキャッチしたからとしか言えず
いくつかの祈りの絵は
そういう手の動きが多く
説明できない動きのものがいくつかあるのですが。。
ルーツここ!???って
めちゃめちゃ親近感を感じ
お祭りのあとの関帝廟の前でテノリイノリ撮影
(茶芸館の飲食コーナーの弊店時間にはまんまと間に合わず・・)
この旅は続くのですが、今日はこの辺で・・・
Local gods そこらへんの神さま絵2017こちらに祈りの絵をご覧いただけます
marumocci art shop テノリイノリ