今日のそこらへんの神さまスケッチは「さそり座」です。
さそり座さんお誕生月おめでとうございます。
大好きなマツコ・デラックスさん
頑張れヒラリーさん
ハッピーバースデーシーズン、オレ!
作者の特権で蠍座を取り分け気合い入れて製作しました。
ここからは余談です。
真夜中に天秤座からの星座シリーズを描いていたら、
小人さんのいる影絵で知られる藤城清治さんの
ドキュメンタリーがテレビから流れてきまして、
90歳過ぎてもなお一日10時間の製作を続けているエネルギーと、
70年製作を続けてこられて、
病気を患って、
死を意識して戦争体験を描こうと覚悟した話が
聞こえてきてハッとした。
こんなにタフな人でも、
辛い記憶に向き合うのにこれだけの時間が必要だったんだ。
戦争体験がどれだけ多くの人間の心を傷つけたかとか、
そこから人が心に傷に向き合うって覚悟を決めるのは
それぞれのタイミングがあり、
それが遅いか早いかは他の誰かに決められることでなく、
本人だけが決めることができるんだなあって考えてた。
傷ついたところに早々向き合って
癒して生きることも可能かもしれないし、
傷の大きさによってはフタをして
墓場まで持っていかなきゃいけないかもしれない
(フタをし続けるのも、すごいエネルギー)、
もうそれが生きる足カセとして
足をものすごく引っ張っていたとしても
少しでも進むこともできるかもしれない。
色んな選択をその時その時で人間はしているんだと
意識していようが、してなかろうが。
そうして、自分はどうだったろうかと
振り返ったりもした。
藤城さんの人生を全て理解することはできないが、
もんの凄いエネルギーを絵に注ぎ続けて
やっと見えることがあるんだと思うと
自分、まだまだ入口のような気もして
そして 蠍座といえばしつこいって言われる
グッサリくる感じも、使って行ったるわい。
開き直ってそんなクドイ自分のままで描いていこうと思うこの頃です。
[Scorpio] Oil pastel
★ そこらへんの神さまスケッチの販売について
★ クレパス・アート ワークショップ
★ marumocci art shop