NYの旅 その6 ―気と集中

前日のブログ(NYの旅―その5 多様で差異だらけな中で)の続き。
言葉をアテにできないときに
残る手段、それは気

気合いだーーー!!

すかさず自分の考えを表す気合いです。
その時すぐに英語で言えれば英語でもいいし
日本語ですぐ出るなら日本語で
結局何語を話していても
一番言いたいことをすかさず口にする気の有無
それに尽きるなと思った。

迷って、ああ言うのかなこう言うのかな
発音大丈夫だっけ?って瞬間的な迷いでも
完全にアウト
そのためには常に、自分が今一番手に入れたい状態を
一言でズバって言えるってことが超大事なの、
なんか笑えてくるくらい。
(数日間の個人的にめぐりあったものによる
感想として読んでください)

そのためには、目的に集中する、集中力が要るし。
余計なところに意識をもっていかない。
イエスかノーかならイエスだけど100パーじゃないんです・・
なんて微妙なエクスキューズはなし
ニューヨークで展示したいのか?って聞かれたら
すかさずイエスです。
それ以外のコトバシラナーイ。

とあるギャラリーで初マンハッタンの印象を聞かせてって言われて
即「考えないで、せーので、ファーストインプレッションを!!」
みたいなことを要求されたけど
ここで出会った人たちとは
早いリアクション命のようなことばかりで
今まで体験したことない追い詰められ方で、
すごく楽しかった。

発音がいちいち悪くて「はあ?」って突っ込まれたり
それに対して、こうか?こうか?って
言い直したりもしなくていい。
必死こいた(←この感じがピッタリ)自分の声の調子
自分が自分に一番ウンザリしてたとつくづく思う。

店員さんも、そういう発音も悪くて言葉の足りないお客に
今更イラっとする人も滅多にいないし
それだけそこで暮らす人たちが
多様であること、様々なルーツを持つことに慣れてる。
言葉のわからない外国人に話しかけられたくらいで
逃げ出すことはない。
東京ではかなりあるみたいだから
日頃からこれは見習いたいなあと。

ビビらず、どっしりと。
わからないことを、わからないままに対応する。
わからないままに対応していても
逆に相手がわかってくることもあるんでないか?とか。

自分の考えがまず他者に意味が通じるかどうかでも
伝えるか伝えないかも、全く別のこととして、
まずは自分の本当に思ってることに
アクセスする速さを
今までとは違う方法で手に入れたんだと思う。

お花屋さんは見かけないけど日用品でしっかり花束を売ってるのもいいね。

花壇の色はモダンで、ギューギュー

建物に使われる黒も人が着ている黒も効果的に引き締まって見える気がする。

晴れが続き

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