今日のそこらへんの神さまスケッチはヘナ・アートで「ヘソで茶」です。
お腹が冷える対策に ヘナでパワーチャージも考えたのですが、描き始めると 茶だ!「ヘソで茶を沸かす」にちなんでヘソの周りに茶葉と茶の虫(東方美人を作るのに貢献する)ウンカ、茶の花をと、ヘソ茶ワールドが広がりました。
ちなみに先日見たBS番組の茶にちなんだ番組すごく良かった。「世界わが心の旅 中国茶の神様が生きる町」小川流煎茶家元・小川後楽氏が中国で「茶の神様」とあがめられる陸羽ゆかりの地を訪ねるドキュメンタリー。
お茶って何か栄養がものすごく取れるとかってものでもないし、何の役に立つのかって やっぱ一番は心でしょ。
もてなしの心とか 疲れをいたわるとか。自分自身はじめ他者を大切にする表現だし、日常的なアイテムなので何気ない中にそういう心を込めやすい。
ただお腹を膨らませるものでもないから、今の朝ドラの「とと姉ちゃん」でも 戦後普通の暮らしの中で出てくる飲み物はまだまだ白湯で、数十年後の日本では こんなに当たり前に様々な国のお茶を飲むことができるってすごい変化だと思う。
茶のドキュメンタリーの中で 茶を楽しむ人々は茶を五感をフルに活かして楽しんでいたのも素敵だった。ガラスの器の中に広がる葉の形を愛で、時に籠の鳥や虫の鳴き声を聞きながら。時に美しい茶菓子を眺め味わいながら。短くてもそんな時間の中に 茶の神さまがいるのかも。神は五感の中に宿るといったところだろうか。