旅日記 姫路01「日本玩具博物館を目指して」

久しぶりに旅日記
ワークショップの準備をしていると姫路の日本玩具博物館に行きたくなる。

民芸玩具は世界各地で共通する子供のすこやかな成長を願う気持ちとか、日常の楽しさ、それらへ祈りのようなものが詰まっていて、形が変わっても現代にも共通するそういう気持ちが どんな風に形になっているかを肌で感じられる。今ここにはいない大先輩たちを感じられる。

物質的な面でみると、その時代のその土地で入手しやすい素材や技術を上げれば量産可能になる工夫も見て学べたりする。
そのほかにも土地の風習や文化を垣間見ることもできるし色彩なども、とにかくいろんな要素が実物を見ることで素早く頭に入ってくる。

それぞれの時代の身近な素材で作ってきたものがあるなら、現代の自分たちにとっては 何をもってどんな風に遊べるんだろう。作る楽しさ、遊んだり、飾ったりする楽しさをまだまだ見つけられるような元気をもらうことができるのだ。

しかも今は「中国民衆玩具の世界」展
以前に訪れた時には館長さんから中国の玩具にまつわる熱いお話を聞けていたので ずっと楽しみにしていたら、なんと書籍の出版までされていました!キャッキャ★

そんな喜び勇んで向かったはずが、今回は到着が予定より遅れたので いつもと違うルートで行こうとしてグーグルMAPのガイドするバスで行く道の誘惑にのっかった。(そんなルートは博物館の案内には存在しないのに)1.8キロ歩けば電車より早く行けるとマップは言う。


ジャーン この橋を渡れと・・・グーグルMAPが言うのです。

水道橋の立ち入り禁止の橋、丸太みたいな丸いパイプの上を渡れと(高所恐怖は大丈夫なのか?)
しかしこれを渡らないと この辺に橋はない。。
なんと結局遠回りをして 4キロくらい歩いておりました。

もちろん博物館は閉館時間。
まじで電車(JR香呂駅)が一番だよってことを思い知りました。

この違いです。
赤い線 ➡JR 香呂  ➡◎正しい
青い線 ➡渡れない橋
青い点線➡しぶしぶ歩いた遠間遠回りの道


が、何せ今の季節


どこにも橋が見当たらない川です

田んぼの景色が見られたので満足して、夜の街にくりだしましたとさ。