アルパカ湯手紙 No.3

湯河原での思い出の湯手紙3枚目です。

湯河原には雨上がりに見られる幻の滝があるってよ

バイク乗りの人たちの噂を
どこかで見かけて以来気になっていた山中の幻の滝.。


宿は前もって決めていても、天候ばかりはちょっとわからない
偶然会えたら運命みたいでいいじゃんと
登ってきました城山、椿レストハウスへ。

もちろんビビリなので山の中の道と言えども
車道があるところだけ 電動アシスト自転車をレンタルして
とにかくアシストしまくってもらってひたすら上り
この景色に出会えました。(標高470m辺り)

以前は定期バスが通っていたそうなのですが
今は季節運航のみだそうで(それはいつなんだろう・・)、バス停の時は止まっていました。

滝はなかったけれど、苔むした壁
コンクリートで固められた斜面が、苔、苔、、苔庭?ってくらい苔。
道路の高~いところにある案内標識まで苔


お腹いっぱいモスグリーンを愛でました。
モスグリーンってこんなにビビッドだったかなあ。

あまりの空気や地表のしっとり感に
どこの地層から水が湧いてきても
おかしくない気がしてきました。

とんでもない量の雨が降ってもため込んで、時間をかけてはきだせることもあるし
斜面が崩れてしまうこともある。
そのバランスを 私の知らないところで大きな木も小さな木も
どれがどうやって重要なのか分からないけどバランスしているんだなあって。
世界に一つだけの花より、これこそ世界に一つだけというか
この見ず知らずの木々の働きにじわじわ感動する。


そして普段ない刺激、生きもの、水の気配を味わって
汗だくになって宿に戻り温泉に向かう。

雑巾を使う、汚れる、洗う、また使うみたいな
リフレッシュを繰り返す。

はー 楽しいのなんの。


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