故郷の山口県下関市で開催しました「海のうたげ」展（７月１日～１３日）にご来場ありがとうございました。
また今回遠方からの試みにも関わらず、温かく応援くださったり、作品をお求めくださった皆様,、感謝しております。直接お会いできないのでここで取り急ぎお礼を。
「そこらへんの神さま絵」というテーマで描き始めてからは７年ほど、途中で個人的な祈りのための祈り絵やテノリイノリを作りはじめ、作品を作るだけでなくそれらによって空間を作ることはオリジナルの神事のよう気持ちで展示を続けてきました。
お盆やお正月の形が変わったり、気安く人とお酒が飲みにくい今、私の世界を支えているであろう色々の神様へのお供えとしてのお酒を絵にして新しいお盆の形を探したり、酒や食といった人間の根本（私の超根本？？）を支えるものが自分にとって一体何だったのか振り返る時間にもなりました。
また作品を作ることで自分をとりまく世界にほんのり存在している温かいものを目に見える形にしているつもりでいましたが、実際展示をすることで 自分や自分の家族がそれぞれ離れて暮らしていても土地土地で守ってくれている人たち、目に見えるものから見えないものいろんなものに恵まれていることを実感できた特別な２週間となりました。途中でケガしたり、家のカギをなくしたり、ほんとにいろんなことが有り過ぎるくらいあって。
そんなわけで、これからも今いるところで日々できることをコツコツしたりホクホクしていこうと思います。
また何か楽しいものを持って帰れるといいな。
これからもよろしくお願いします。
引き続きみなさまの日々の楽しい宴を祈って 乾杯。
marumocci