ちいさなアルキメデスたち

5月後半 日々のブログを毎日更新してみることにしたマルモッチブログです。

新潟で竹籠を編む知り合いの職人さんが結婚されて子供が生まれて
今の時期インスタにお子さんの水遊びの写真をしょっちゅうアップしている。
楽しそうだなあと思うのと、同時に
一日の間にかなりの回数 着衣のまま水の中に入っているなあ・・・
この水びたしの衣類の洗濯の量はえらいことになるなあ。
最近ずっと雨だったから余計に気になる。
と、世知辛いことを思ってしまうのだけど
親御さんには 全くそんな迷いなく 
どんどんいざなっているかのように見える。素敵。

先日 近所の道端のところに(上の写真)水たまりがあって
そこでもヨチヨチ歩きの子が水に両手をつけて
手でしっかり味わったあと、そばのポールに括り付けてある
ラミネートされたポスターに触れて大興奮しているように見えた。

びしょ濡れの手で触るペット素材の組み合わせとは
こういうものかと!

それはまるで古代ギリシャのアルキメデスが風呂に入ったら
自分と同じ体積だけ水位が上昇すると発見した時に叫んだことで有名な
「エウレカ!(分かった)」の感動の如く。
子どもの唸り声を聞くにつけ
一人一人の個体の中ではアルキメデス級の大発見が日々起こっているんだと想像する。

大人の自分はそこのポールも水たまりがあったことにも目もくれなかったけど
小さい人たちのなかでは面白さでいっぱいなのだ。

しかしあんな新鮮な気持ちで 水たまりに触れられるって羨ましいなあ。

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