だるくて、いくらでも眠れて
眠り続けて回復モードってこともあるけれど
不要不急の外出自粛の名のもとに、
もう一歩もでなけりゃ誰にも迷惑かけないし
ピリピリした大行列を作るスーパーに行くのもしんどいし
急を要する用を済ませる気力も減退して
ずっとゴロゴロしてようかなって日が続くこともある。
心身にいい具合の籠もりっぱなしの見極めがなかなか難しい。
そういう時、太陽がでてるうちに一回チャリ乗ろうか。
そうだ、善福寺川の洪水対策の取水施設って近くにあったはず
どうなってるか見に行こうや
あの辺なら人もいないだろうし。。。
と、残り少ない好奇心を奮い立たせるようなチヤホヤをしてみる。
(自分で自分に)
あったあった!
↑の写真の手すりのあるところが川沿いの歩道。
その下に貯水空間につながる空洞が見えた。
想像以上に大きく先が見えない。
ちょっとした鍾乳洞というか地下宮殿の入り口?でも見に来たような気分。
私がこの町に暮らすよりずっと前は大雨が降れば
善福寺川からつながる神田川の川の水があふれて
橋が渡れなくなったりすることもザラだったと聞いていた。
そもそも、人間がたくさんこの川の周辺に住むようになって、
地面が隠れて雨水が川に流すしかなくて負荷がかかる問題もあるんだけど
これまた川の水を逃がすところが出来たお陰で
今のところこの川の氾濫が起きていない。
もちろん水位の上昇で
サイレンを何度となく聞いたことがある。
水位が上がるときのあの水の流れの速さが街にあふれると思うと
太刀打ち出来る気がしないので
この川のことを知って以来、大雨の日はシャワーを使わないとか
鉢植えに雨水を吸わせるとか
排水量を減らすように気をつけるようになった。
上の絵でも分かるように 川は右上の小さい絵
水を逃している場所は左下の大きいトンネル
かなり巨大な調節池が隠れているのです。
という感じで水の流れ着く先をキョロキョロしていると
もう眠気は吹っ飛んでます。
また目を別の方向に向けると
今度は川沿いの街路樹の下で木の実を集めている人が。
木の実に弱いのですじゃ。
早速私もその木の下に。ワンワンッ
その木の実と葉っぱを拾っている方によると、
去年は実をつけず 今年初めて見たとのこと。
なんだかこの木の実の有難さが増すのと同時に
それほど目立つことのない街路樹の
成長を見守っててくれた人がいたことに
良かったね~と あったかい気持ちになる。
拾ってた方と あーでもないこーでもないと話し合い
私も実を2粒連れて帰りました。
食べられるわけではないけれど。
おそらくセンダン(栴檀)?
(獄門台の材料だとか、なかなか恐ろしいエピソードを持つ木だったよ。たくましいね)
http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-sendan.htm
川の景色とか、木の実とか。
ひょんなものに気分を変えてもらったりして
今日も のらりくらりやってます。
心に現れては消える 一定しないパワースポットに出会いながら。