知床の旅 その4 フレペの滝 温泉からの長い一日

目的のカムイワッカの湯の滝で充実して(知床の旅その3)、午後シャトルバスで知床自然センターへ。
知床オータムフェス期間中だったことで、この区間の知床五湖、自然センター、ウトロ温泉の間が無料で自由にバスで行き来できる。自分で車で行きたい人には面倒かもしれないけど、免許を持たぬものにはギフト。(しかも通常バスが走っていたとしても本数も少ないし、値段も結構する)

(画像参照元 コチラ
自然センターに戻るとここを起点にフレペの滝も行ける範囲とわかったので早速そちらも向かってみる。徒歩2キロ。
この自然の中をのんびりある歩けるスポットって貴重。

そしてここも他のエリア同様、クマを気にして歩くことが求められてるけど、ほんとにここ シカなのかクマなのか・・なにかわからないけど動物のフンの匂いが結構するんですよね。道に落ちてるのもあるし。

自分の前後に人が歩いたり、誰も居なくなったり。ゆっくり歩いてるとこんな具合になります。⇓ 
程よく人気のないぽっつーん感が味わえました。

最初は木立を抜けて しばらく歩くと 笹原、丘、丘の景色

雨がぱらついたり、晴れたりの行程。風も吹いて無事フレペの滝のある断崖。

↑崖の一番黒っぽいところが滝
しとしと流れているので 写真によくとれてない

ここにたどり着くまでも感じたのは海風と山や土の混ざった香り。
網走、斜里、ウトロ、そして知床の自然の中の場所場所でそれぞれ異なっていて、今まで味わったことのない香水にそれぞれ出会ったみたい。
土の鉱物ぽい香りを海からも感じたり自然の香りもなかなか情報量多い。

この空気に触れるだけでも来た甲斐がある。
その上これだけは持って帰れない~

そんな感動にひたりつつ
一番最初のマップの中に ふと岩尾別温泉の文字を見つける
知床の世界遺産の中にある温泉??
さあ、欲がでました。。しかしバスが・・・行ったら帰れないタイムテーブル・・計画性のない旅に起きうる事態。
(つーかさっきまであんなに満足してたのにこの欲張り具合はいかがなものか・・)

ならば代わりになる温泉を
くじけず地元の人にオススメ温泉を尋ねる。
答えは・・・「しれとこ村」にいけと・・
ほかもあるけど泉質が違うから。

ただしかーし
バス停から 約20分、ひたすら登り
標高55m分はアップだよ(その時は知らんかったけど・・)
オススメしてくれた人は屈強な自然ガイド
しょっちゅう徒歩で行ってますと言う・・・
あ?そうなん?ってうっかり納得してしまったけど。

しれとこ村(温泉のついたお宿の日帰り入浴です)を目指しました。
地図はかんたん、だけどもう日没が5時台の日の夕方4時台
川沿いを上に上に進む
車社会だし、人は通らない

うわーかわいいなあ。。このお花畑が続く川沿いの道。
写真撮ったり

写真撮ったりして


ここで完全にスマホ電池が切れる・・・

街灯も少ないし、道に迷ってしまったらアウトだ。
こりゃダッシュで坂登れーーと冷や汗とかいろんな意味の汗だくだくで しれとこ村に到着!道は川沿いまっすぐで簡単ではあったけど。
(北海道ダウン持っていかないと寒いよって言ってたのだれえーってこんなタイミングで思い出す)

無事こんな感じのお湯に入れました
https://www.shiretoko-mura.jp/spa/
その間にスマホ少しだけ充電完了!

気になる流氷グラフ

ホクホクさっぱり、帰り道は下り。
暮れゆく道をウトロの街まで戻る。

で、そこから夜のご飯を探すか、フラフラタイムが始まるのだが
ここからがまた別世界の扉はまっていたのだった。。。つづく

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