冬の光は低く、朝の部屋を明るく照らす
ぼんやり起きてその中にたたずんでるだけで
はい、今日はいい一日でしたと終えることができそうな気がしてくる。
今日のアドベント絵「花のお水」は、この瞬間に降ってきたイメージ。
短い時間の中に祝福を見つける。

花は水を愛しみ運ぶ
ほんの少し先へ

実際のところ夕方になったら　
今日はほんとに不快な音を聞きまくってグッタリした。
でも並木道を歩くとスッキリ、よかったんだかなんだか。
いろんなことがまぜこぜなのだ。

ついでに遠回りしてオーバカナルにパンあるかなーと思って寄ったら
大好きなレモンメレンゲパイがレストランのショーケースにあったので
女性の店員さんに
このケーキって持ち帰りできるんですか？って聞いたら
「おひとつからでもお持帰りいただけますよっ」って
その声の明るい感じと、一つでもいいんだって文章も合わせて
ウエルカム感にいい気持ちがポーンとはじけた。

彼女のとっさのテンションが高いわけでもなく
淡々とした明るさのある声、ゆるがなかった。

絵をアップするにあたって、何かエピソード書いておこうと思ったのですが
とにかく朝わーっと祝福だなって時間と
昼間のマジでこれ厳しいなって時間と、その間にもかわいいものと出会ったりなんだりして、最後散歩と店員さんの波長に戻してもらってる。
祝福や優しい気持ちやご機嫌な絵も描くけど、心の中はいろいろあって、最後祝福の時間を描いて一日の間に一周回ってワン。
そうずれすぎてもいないところに帰ってこれる。
これまた朝をほんの少しでも祝福で始める強みなのではないかと考えているところ。

なんやかや忙しさが増したり、寒さが増したり疲れたりもしますが、あたたかくおすごしください。

[ the flower with water pot / Oilpastel size: 13*18 cm ]

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