「千樹カノン」展 ありがとうございました

marumocci作品展「千樹カノン」ご来場ありがとうございました。

善福寺川という川のほとりに暮らし、
カフェSEIFUさんと出会えたことがきっかけで
この街の神さま絵をテーマにした展示をすることができました。

急なお知らせだったり間に巨大な台風が来たりしたにも関わらず、時間を割いてお越しくださったり、 ハガキを置いて宣伝を手伝ってくださったお店の皆さま、SEIFUオーナーさまとご家族のご協力、感謝しております。

SEIFUさんの魅力は最終日にも改めて思ったのが日常に近いところにあって、だけどちょっと日常から離れて一息つく近所の常連さんたちの雰囲気。オーナーさんと今日あった楽しいことを話しているお客さんたちの空気。そしてあの建物の空気の巡りの良さ。(隙間風じゃなくて、季節を感じられる空気をいつも気にかけて入れてあること)

展示期間は東京でも特に大きな日蓮宗の御会式の行列が毎週末にあって(東京の三大お会式のうちの一つhttps://www.nichiren.or.jp/oteratabi/vol16/ )、窓から行列を延々と眺める日もあったり、駆け付けて見に行ってお祭のエネルギーに毎週末触れているという珍しい日々。

か、かっちょいい・・・太鼓や笛もしみじみする行列が延々と過ぎていきました。

お祈りの絵を描いている作品が目立つから、宗教入ってるの?と聞かれることが多くて、逆に伺うとお客様の中にはキリスト教の中でもそれぞれ異なる宗派の方々もいらしてくださってるのが分かったり、ここに居るだけで色んな神さまとの仲良しさんに出会えました。
日本人て無宗教って言うのにこんなに信仰を持ってる方に会う機会あるかしら?ってくらいどんどん会える。
その上ここの川の事情に詳しい方にもお会いできたり、テーマをさらに深めていくような機会に予期せず恵まれてしまうし、その情報がそのまんまその後の台風に役だったり、展示というと今までのことをアウトプットする一方かと思いきや、その場で出会ってインプットしてまたアウトプットして実践までついてくる。珍しいことだらけ。

会期中に思いついて「オラクルキルトコースター」なんて作り始めてみたんですが、それらをとっても大事に持って帰って下さる方の多いこと。嬉しかったです。

(これはとうとう似顔絵も始めてしまったバージョン)

(てんぱる汗かいている人)

あの綿の詰まった布のフクフク感。大好きで、あれをどうにか楽しんでいただきたくて。あの中にそれぞれの方の大事なシンボルを描き留められること、楽しんでもらえること、人前で縫う緊張とか、悪い汗とか、力抜かなきゃって焦ってみたりとか、プレッシャー全部楽しかったです。

またどこかで!