6月のお盆

実家が地方だと、8月のお盆は価格も混雑も自分がしんどくてアウト。
7月のお盆は連休で変わらず。
少しだけお盆ぽいことをしようと
6月に決行してきました。

母が以前から行きたがっていた大分の 玖珠の温泉に。
いきなり遊びでいいのか。
いや、あちこちが痛むお年頃の人を
温泉につけて
アロママッサージして気分よくなって
より快適に・・・・
いつお迎えがきても・・・どうぞいってらっしゃい、になるように??

もちろんお盆なので(勝手に設定した)
あの世の人が戻ってきても
お陰さまでこちら結構楽しくやってます
ご安心くださいまし~というメッセージのやりとりがお盆だと
勝手に思ってるので
遊び上等~

大分の旅、温泉の力はすごくて
疲れをとってもらって体の痛みがかなり引いた。(お湯の見た目だけでもどうぞ)


そこでちょっと寄り道をとなったら
大分といえば石仏、磨崖仏の一つ二つ見ようかということに。

結果それぞれの磨崖仏の良さは他で一つずつ書きたいくらい、素敵だった。この仏さんたちが彫られている場所も含めていいのよね。ここに辿りつくまで全部。
大分の土地にいくつもの磨崖仏があって
車で探してくるくる回っていると
ちょうど東寺展に行ったばかりだったのもあって
あの東寺が建物内の立体曼荼羅ならさ
大分は この土地に対する地球が土台の立体曼荼羅じゃん、でかすぎる!!
と衝撃を受けてしまった。

もうこれでマニ車みたく、
玖珠から湯布院、国東半島などなど
ぐるっと大分回って
お盆のお経の一つ二つ唱えたことになるんじゃない!?
お盆完了~とごきげん。
それで実家に寄ったのだが
さすがにお墓参る時間なくてよかったんだろうか・・
という考えがよぎった。

すっかり時が流れたけれど父が亡くなった直後は ちょいちょい法事の度に帰省していたら
毎度虹が出たのを見つけては
(そんなに頻繁に虹を見る土地でもなかったので)
ウエルカムかな~と喜び
住んでいた家を引き払うために片づけに行った日は
何もなかった家の隣りの空き地に突然カラーの花が咲いていて
それがなんとなくあの世からのサインに思えて
あの世とこの世でのコール&レスポンスの象徴としてカラーの花を
気に入って作品に取り入れたりしていた。

そして大分帰りに墓参りしておくべきだったかなあと
一瞬迷う自分に
母の持つ植木鉢の端に答えが生えていた。。。

誰も植えていないのに
どこからともなく突然生えてきた
久しぶりのカラーだった。