「ハルノ ノニイデテ」

[ 君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に雪は降りつつ ]  

今日はお祈りしてダイモンのイメージをキャッチ。
まだ詳しいことはわからないけどダイモンという言葉自体には、ギリシア語で「超自然的霊的存在」「神」という意味もあるよう。勢いでつけて、まあ言葉にしたらさらに勢いついたけど、結局そこらへんの神さまと呼び続けるのがしっくりくるのかなと思っている。

さっきテレビで映画「ちはやふる- 結び」をやっていて初めて見た。
ああー日常で百人一首の話ができるなんて素敵。
よだれをたらしながら見てしまった。

ちなみに私が小学四年の時の担任の先生が たぶん1クラス30人以上はいたであろう時代に二人一組で遊べるほどの百人一首セットを個人で用意してくれて、クラス内でランキングがあって、前後のランクで戦って勝てば上に行けるみたいな、授業時間?妙なゆとり時間があった。ゆとりが微塵もない世代だけど。

低学年の頃は学校に行くのもしんどいし、家に居たからって心休まるわけでもなくて、この時の先生のおかげでどれだけ気晴らしだったり夢中な楽しい時間を過ごさせてもらったことか。学校で人生ゲーム(これも先生持参)をやったり、学校の裏にある神社をぶらぶらするだけの授業の時間まであった。
あれ、今はもうありえないだろうな。

そして百人一首はその時は なんとなくの意味で覚えているものもあったり、意味はおおよそ想像だったりしながら 勝つためもあって覚えていくことになった。かなりの執念で勝ちにこだわってた記憶があるもんね。
時は流れながら、その一つ一つの意味を読む機会に恵まれたりしながら 今日のそこらへんの神さま絵を描きながら、この絵を思いながら浮かんだ歌はこれだった。

君がため 春の野に出でて 若菜摘む

我が衣手に雪は降りつつ 

たった31文字のだけで、心に浮かぶ色とりどりの景色があることを思い出させてもらった。楽しい遊びであふれているよ。

【 at the spring field | Oil pastel,cardboard | size: 18 x 13 cm】

そこらへんの神さま絵の販売について
そこらへんの神さま絵とは

4月14日 「イズミノ・エホン ワークショップ」
ワークショップのご感想
marumocci art shop