島から島へ

夏頃からずっと考えていた2018年後半のやりたいことは
祈りで土地と土地を結ぶこと。

神社で華美でもなんでもない太極拳の奉納演武を見ていたら
神様の前で日々の鍛錬で作り出せるエネルギーを置いていく
ああ、これシンプルに奉納なんだ、
素敵！これだと思った。

そこらへんの神さまを描く私にとっては
特別な神域で奉納も大事だけど
何気ない神性を感じる場所に
自分の作品をエネルギーとして
置いていく旅というのがしっくりきた。
勿論普段からテノリイノリを
都内各所で撮影してはいるんですけどね。

そんなことを考えて旅の準備をしていたら
写真の石のテノリイノリさんを作ることに。
なんとこれは長崎県の祈りの島上五島の海の石、
ワークショップの企画のためにご提供いただくことに。

普段のテノリイノリさんも
石の粉の含まれた粘土で制作していますが
石そのものは、なんというか
先輩なんですね。たくましすぎるくらい。
（この子たちも今までテノリイノリを
可愛がってくださってた方々に
手に取ってみていただきたい。キューんときてます。）

そういう地球の上で人間が繰り広げた文化があって
焼き物、器一つとっても
色んな人間の交流が東西であって
シルクロードもあっちこっちにあって
ミックスされた現代で今を私たちは楽しんでる。

また時に交流がなくても
世界中で同じ時期に同じことを
無関係なはずの人間が同時にしていたり
石に残る渦巻文様のように
同じ形に同じような意味を見出していたんじゃないかと
推測されることがある。

今という時がどんな時なのか
祈りを運んで西へ移動してみたい。
そんな気持ちで今月10月27日あたりから1週間ほど
グレートブリテン島
イギリス南西部のコーンウォールに再び行ってきます。
トゥルーロ周辺の村のパブで展示も予定しています。

そんなこんなで旅支度とワークショップに集中して
ブログなどなどそのほかのことは失礼しております。

変わらずFacebookとインスタグラムは
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