正解はないですから・・・


(先日食後に食べた仙草ゼリー、1人前がドンブリ一杯。一体いつ食べるのが適切なのかわからずお腹がパンパンに)

先日後輩のお家に遊びに行って
ふと最初にどんなところに就職したかと話になりました。
バイト、バイト、派遣で見つけた
3つ目の職場の受付時代を思い出しました。

当時、金太郎みたいなオカッパの薄い顔の私が
よく美容部員さん級のメイクの受付嬢にまぎれさせてもらったなと
今考えても不思議ですが、
なぜかそんな仕事にありつけたのです。

その時、休みの日に何する?という話題に、
東京に来たことだし美術館行ったり、
あ、アクシスビル?なんて話をすると、
何それ?何かのマニアなの?という展開に。

つまりそのーおしゃれなものがギッシリあるだろうと思ったこの東京も、
一地方と変わらず、
デザインだとか芸術だとかは必需品でない人がいるのかと。
その時は少ないサンプル数ですが、
ガックリきた覚えがあります。
(向こうは金太郎が職場に来たほうがガックリだったかもしれません)

しかしそうは言っても受付の制服を皆で真剣に考えて選んだり、
彼女たちにとってはネイルのデザインは重要だったり、
好きなデザインのジャンルが異なっただけだった。

話は変わって、私は普段どちらかと言うと
いつも派手な服を着ていると思われます。
しかし割とコンディションや目的に応じてすごく色が変わるのを自覚していて
状況によってしっくりくる色が
面白いほど変わるのです。
それは自分が着るだけでなく。
目にする人がどんな服を着ているかも
実は影響があるんだなと思ったことがあります。

普段ここの服からはエネルギー感じないなというお店があって、
(派手さとかそういう問題でもなくて、失礼だったらすみません。)
しかし、こっちが病み上がりでちょっと違うモードだった時
やっと街にでて用事を済ませる際に、
ふとそのエネルギーないなーと思う店で服以外を買い
あたりさわりのない服を着た記憶に残る可能性ゼロの店員さんから
お釣りを受け取る瞬間。、、
え、なんか癒されてる・・・と確実感じたのです。

ヨレヨレモードのその時の私には
当たり障りの印象ゼロな服とその店員さんのフラットな感じが
見ていて気持ち良い癒しだったのです。

今も作品を作っていて思うのですが
こういうのを作れば癒しが起きる!とかを目的には出来なくて
単純に作っていて自分が元気がでたもの
自分を本来の自分の世界に向かわせてくれるものとかを作っていて
(それに何か感じて下さる方がいらっしゃるので本当にありがたいことです)
オーダーで制作するものも
その人の本来の光にフォーカスしていくだけで
色はサポートにはなっていくと思うのですが
これを身に着ければこうなりますとか癒したろうみたいな
結果を支配することではないと考えています。

私一人の世界の中にもその時その時でモードも変われば
エネルギーをくれるものは変わる。
だからその時その時の自分が何を作りたくなるのか
もう一人の自分は面白く観察しているような気さえしてくる。

心が潤う創作も変わり続ける。
でも変わり続けるなりに、
デザインや美術が好きなんて何かのマニアか?と
問われたあの日からもずっと、
創作することが心を支えることができるのよねって知っている作家が
五感を刺激するワークショップをご用意しております。

あれよあれよと参加者の方それぞれの心地よさが見つかるよう全力で応援しますのでぜひご参加ください。

★ 9月16日 五感を遊ぼう~クレパス・アート ワークショップ(初めての方)
★ 9月16日 五感を遊ぼう~クレパス・アート ワークショップ(2回目以降の方)
★ 9月16日 祈りを形に、テノリイノリワークショップ