「唐戸の千手観音?」

今日のそこらへんの神さま絵は「唐戸の千手観音?」です。

もしかしたらキッチンカー並み?の
唐戸にある小さなキッチンで
とびきりの速さで出来立てホヤホヤの
おばんさいを作り出す人
我が母の はずですが、
一人のおばんさい居酒屋の主人として
魅力的な存在です。
まるで手が 手が、、、千手!?ってくらい
食べ物に関しては手が早いんです。

そして食いしん坊。
どんな日も美味しいものを食べたがり
季節だから食べられる美味いものを
いつも探して 必ず食卓にあげてくれるのです。

グルメって感じでもなく。
あんな日もこんな日も
雨の日も雪の日も
美味しいって
自分の身体が美味しいと思うものを
食べさせたら元気になるんじゃないかってものを
選んでいるその様子、
創造的で一人の人の創作として面白い。

(自宅でイカ刺しを作ってくれて、ちょっと少なくない?と聞いたら ざざっと作ってくれたパクチーと下足炒め、バター風味)

(きれいな水の川沿を車で通ると クレソン無いか見てと要求され、ちょっと降りて採集したの図)

昨日 眠い真っ盛りにちらっと
幸田露伴の一族の幸田家のドキュメンタリー見てましたが
明治時代、彼の妹の幸田延さんが
あの時代にヨーロッパに渡り西洋の音楽を身につけ
教育者になりますが、
そこまで学んだ女性ですら
女性ということで教育者になるなんてと
批判の的になるんですね。
完全に差別だけどまかり通った時代がありました。
現代だってまだまだ最高学府と呼ばれる大学ですら
女性の教員は希少です。

ちなみに私が大学を選んだ時代だって
もちろん女に大学なんか必要なのかって
言われたこともあります。
(しかもデザイン系だから更に理解されません)
大学卒業するときも男性の方が優先的に
就職先紹介してあげないとってことが普通でした。
(女は無職でいいんかーい!)

そんな考えがある中でも
応援してくれた母と
海外行きも大学行きも
ほとんど私からの熱烈な脅迫というか
嫌がらせ並みの行かせてくれデモに屈して
許してくれた父
(許してなかったのかも知れないけど)
一人一人、一代一代進んできたんだわーって思う。

二人への感謝の意味が今度のオラクルカードの原画展
オラクルスナックに込められていることは
またの機会に。
2017年1月30日~2月18日オラクルカード原画展「オラクルスナック天国と極楽~ときどき地獄~」
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