NYの旅 その4  小さな生きものの気配とアート

ここじゃよ
招くようにトリニティ教会

昨日の朝 私にとっての鳥の先生に
ニューヨークのスズメは
スズメはスズメでも
日本ではほとんど記録がない
イエスズメ(house sparrow)だよって
教えていただいた。
ブログやっててよかった〜

教会で待つスズメとおすましハト
かっこいいねーって心で呼びかけると
案外あれこれポーズして撮らせてくれます。
(どうしてもそいう風に思えて仕方ない)

教会の内部に入ると
絵を描いている時にたまに起きる
頭の中で大音量で音楽が流れるかんじで
ジャスティンビーバーの
Life is worth Livingが頭の中で流れてきて
(20代の前半で作って歌ってるって
すごいなとおもうんだが
正直今ここか!?)
しかし歌詞のメッセージのまま
人生は生きる価値があるってこと
確認に来たような気がした。

そしてアート、音楽、いろんな媒体を通して
ちょっと立ち止まって
すこし振り返ったり 進む道を
穏やかに見直す。
この世界は悲惨なこともあるけど
それだけでもない
輝いている瞬間瞬間もあるよ。
そういうことの確認のために
アートはあるのかも知れないし
そういう生きる人のそばにあるものを
これからもずっと作っていきたいと思った。

こんな都会のリスの気配のように!?

ワールドトレードセンターの跡地の記念のプール
虹が出ていた。

そしてこのプールの真ん中に四角い穴のところがあって
どうなってるんだろうって
じいーっと見てたら
鳩が一羽大きなプールのど真ん中を
私には見えるよーと言わんばかりに
颯爽と渡って行った。

その姿がすごくかっこよかったのと
人間が悲しみに明け暮れている時も
立ち上がっていこうとする時も
この都会の小さな命たちは
微力ながらも、ずうううううーーーっと
この可愛らしいエネルギーを
空から降り注ぎ続けてくれていたんじゃないかと
ここの街路樹たちも。

もちろんスーパーのレジで
ご機嫌に歌いながらとか
だべりながら働いて
最後にはお客さんに向かって「よい一日を」って
ほんとにそう思ってる勢いで
ニッコリ挨拶してくれる店員さんとか
そういう人間の前向きな
積み重ねもきっとある。

都市は人間の脳が生み出した
人工空間ではあるけど
やっぱりそこに生きる
生きものたちのエネルギー次第で
いかようにも変えていくことが出来るんだなって
身が引き締まった。

そしてこの日もキラッキラにお天気でした。


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