持っていた中古の浴衣でワンピースを作りました。
ドラマの「とと姉ちゃん」のお話の中で
浴衣の反物からワンピースを作る直線裁ちという
私の大好きなシルエットが出てきたので
あー作りたいな~と気になっていたところ・・・
家族が腕の骨を折ってギブスをつけることになって
そしたら洋服の袖通せるものが限られる。
みんなどうしてるの~ってネットで
「骨折 洋服」などなど検索
しかし、子供服は出るけど大人見つからない。
ならば例の浴衣を使って袖ぐり大き目な服を作って送ろうと
いうことになったわけです。
お袖を筒形にして残してみました。
袖を完全に取り外してもフレンチスリーブにしても
シルエット的にはいいかもしれません。
襟を取り外してベルトとして使うとこんな感じになります。
浴衣生地の着心地は最高です!
それから二十歳のころに母に買ってもらった浴衣も全然着ないので
ほどいて自分用のワンピースを作ろうとしているのですが、
中を開くと、とても丁寧に作られているのが見えて
手縫いの糸の感じとかも
それだけで胸が熱くなります。
決して特別高級なものでもなかったと思うのですが
その時の当たり前のレベルがこのくらいで
丁寧な一枚を与えられていることが
どこまで意図されていることなのかわからないけど
時間を超えて再び贈り物をいただいているような気持になりました。
話は変わりますが こうやって家族が骨が折れたと聞いて
骨をつなぐことは24時間対応してくれる病院の人たちがいくれて
お任せすることができて、
んじゃあ私はのんきに浴衣でも・・って
なんてすごい時代に生きているんじゃないか?って思う。
(もちろん姉のサポートもあり、感謝申し上げます・・コショコショ小さ目に)
たまに考えるけど。。。もしも今私が原始人だったら、
家族の腕、プランプランなった、どうする?大変
オタオタオタ・・・とりあえずたき火係かなとか
お茶ぐらいしか出せないかも(T T)
現代って、いろんな人といろんな事を分担しあって
自分でも気づかない間に安心感をもらっていたりするんだと思う。