オーダー製作しました「Aさんのためのタコサンオマモリ」です。
現状を伺って「これからの人生のおとも。
一緒に前を向いて歩んでくれるようなタコサン」テーマと
ご本人のお写真を元にエネルギーリーディングをし、
シンボルとなるカラーを導き製作しました。
************
ここからは製作にまつわる余談です。
ご依頼いただきますと、最近のながれは
最初にエネルギーリーディングでカラーをメインに導き出します。
そのあとの素材や柄、組み合わせは
材料と出会いながらこれだというものが決まっていきます。
それで大枠の中の詳細の作業を
その場その場のインスピレーションに従って進めながら
タコサンの足の一本一本作りながら
お客さまのことを時々見てエネルギーに沿って
またそれを反映して、いろいろ気づきながら完成に向かいます。
オーダーである程度お時間がかかる時
テーマに沿った出会いなんかもあったりします。
日常で思いもよらないところで。
今回は製作の後半時に漠然と
お雛様に間に合うようにしないとねって
(誰にもいわれてないのに)
急にエンジンかかって無事にその日に受け取っていただくことができました。
タイミングは全て然るべきタイミングで出来上がる〜と
どこか信じているので
ふと、お雛様の人形ってちょっと身代わりのイメージあるけど
そういうわけでもなく・・・と考えてたら
NHK時代劇「ちかえもん」の最終話
出てきましたよお人形が。(人形浄瑠璃なんだから出るんですが)
スランプの人形浄瑠璃作家ちかえもん(こと近松門左衛門)
彼の幼少時代に大事にしていたお人形が、
どんなにちかえもんが人形浄瑠璃を書きたかったか
ずーーっと分かっていて、
きっかけを作りに人間の姿になって
やってきてくれてたと気づく。
途中から見てしまった割に
ええところ見ちゃった。
つまりお人形って持ち主の心の大事なところを
一番に受け止めてくれてる存在にもなれる!
むしろ人形はそういう役割、映し出すようで•••
いいね!!
そのつもりで作品を送り出したけど
やっぱそうなんだなあと。
作る人間にとっても確認、念押し
みたいなことが起きたりします。
もちろん染物の時も同じ。
作ることは自分と世界の調和に浮かび上がってくる物語のようです。