昔、熱烈なファンで親友のO氏に逗子マリーナのコンサートに
連れて行ってもらったのがきっかけで
とうとう一人でも見に行き始めた
ユーミンのコンサート
今回はすごく久しぶり[Pop Classico]
最後の東京公演三日間の最初の日に行ってきました。
ユーミンって声が出てないとかって評もあるんですが
行けば出てるとか出てないとか
そういうジャッジできる要素を飛び越えて
(そういうことがどうでもよくなって)
とんでもない感動が待ってた~。
こればっかりはCDで味わえない。
よくライブはCDでは味わえないって言うけど、
一般的ないい方におさまらないものを感じるんです。
コンサートにまつわるワクワクする舞台やら衣装
色々な要因が素晴らしいこともは勿論なのだけど
ユーミンを通して出てくる歌、
その歌に感情移入するのでもなく
ただあの歌を変わり続ける舞台を見つめ漠然と聞いていると
明るいポップスでありながら
現実の恋、恋を通して宇宙を感じたり
人間が生まれて死んで、また生まれる、出会う
生きることの全ての喜びと悲しみ。。。
毎日世界にギューーっと詰まってる事柄を一気に感じたり。
漫然と生きても心は日々傷ついたり何かが起きる世界にいる
いろんなことを一気にすくいあげられて
魂が震えていろんなものが落ちていく
その後アグレッシブな曲が続いて昇華していくような感覚になれる。
相変わらずとんでもないコンサートに来てしまった(汗)と思いました。
しかも会場全体でそんな気配も感じるし、
時間旅行して昔の小さなライブハウスに飛んでいったような
時間も空間も超える。
ユーミンという一人のアーティストの内側の宇宙を
旅することができる そんなチャンスだったような気がします。
こういう体験って技術もそうだけど、
作り出す人が自身の人生を生きて 人に与えているようで
その上 何も押しつけることなく、軽くて重くて軽い
ポップスってすげええ・・・
しばらく頭がポーっとしてます。