めぐり逢ったら いいねっ!

Polo shirts20140525 001

ブログで植物の写真をアップしていると
後で直接会う方に育てるの上手なのねえ~と褒められて
内心ウッフッフ、しめしめって思っている。
なぜかって、それは上手く言っている数の
たぶん倍以上は失敗してるから。

柑橘類の木を買えば、芋虫だらけになって
あまりの怖さに抵抗もできずに
一枚も 葉がなくなるまで食われて
冬に枯れつくすまで近寄らなかったこともある。
 
またある時は枝豆の苗をルンルンして買って
これでこの夏は自家製枝豆でビールだ~!と
喜び勇んで植えた一週間以内にアブラムシの毛皮を着た
枝前の苗の前に呆然として、しばらく庭を見なかったこともある。

ものすごい逃げ腰、現実を受け入れられなさをこんなに感じることないし
食べ物になる植物を育てる難しさは半端なくって
今度はこうしてみようとか考えるより
もう大人しく買って食べる!って決断になるくらい
無力感大!(笑)
テレビで葉物の農家の人の姿みると尊敬のまなざしよ・・・

そういえば去年立体作品を作ったのだけど
実は子どもの頃一番苦手だったのが粘土造形。
重力に負けて思い通りの丸い形が全然つくれなくて
球体がやむを得ず栗になってしまったことが忘れられなくて
ほとんどトラウマなんじゃないかってくらい不快だった。

そんなこんなで遠ざかっていた立体
ある時かなり太めのインセンスをプレゼントしたかったけど
専用のものが 全然心ひかれなくって・・・
仕方がないので頭に穴の空いたイルカの立体を作りました。

結局自分では思い通りに作れた。
しかしあの日の栗からの今日まで
そんなに立体に時間を割いて練習してなかった。
だけどある日戻ってきたら出来るようになっていた
人間の脳とか手って、全然関係ないことをやっていても
どこかでちゃんと成長してんのね!?ってビックリしたのを覚えてる。

オカリナを練習してみた時も
夜ガッチがちに頑張ってできなくても、次の朝できたりとか
その間は一体??ってことが当然のようにある。

ぐるっと時間を超えてもう一回出会い直してみたら
違う体験がある
その時に取り組んだ私とは別の私がここにいるのよねえ。

あ、この前通りかかったビルのロビーで
アンドレ・ギャニオンの「めぐり逢い」(平原綾香「明日」)を
ピアノ、フルート、チェロで生演奏してたけど
あれ、いいねっ。

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