私がワークショップをやる理由は
あーもう極めまくったー
だからこれをシェアしましょう。
そんなものすごいものでもなく
むしろ道半ばで
ただいまのところの出来ることの面白いベストはこれ
とにかく面白いからやりましょう!
という結構厚かましいサービス精神だと思う。
最近ふと遠くにいる友達が元気ないなと思っても
出来ることには限りがあって
走って会いに行って
友達の代わりに泣いたり
怒ったりしても 違うだろな。
もしかしたら いつもいる場所で
心地よいティールームを作って
そこにいつでもどうぞという場を作るのが
よほどいざという時に役に立つんじゃないか?と思った。
またはそのティールームの心地の良さそうな情景を見て
遠くからでも気持ちがリフレッシュしたりしないだろうかと。
そんなことを考えてしまいました。
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話が少し離れて「遍在」という言葉があります。
持ち出すのに意味がピンとこなくて
それってどういうこと?って最近あれこれ探していました。
偏っている文字に似てるけどむしろ逆、
あらゆるところに存在するという意味。
元は「神はあらゆるところに存在する」って時に使われる言葉。
ユビキタスともいうらしいですが。
そして他の誰かに起きるある出来事は
自分のことでもある、それも自分の一部である
そんな風に使っている文章を読んだりして
ああ、なんとなくわかる。
しかし自分にもっと落とし込めることはないかと考えていました。
そしたらある日住んでいる物件の
不動産屋さんと電話で話す機会があって
ふと思いついて、
私は今住んでいる物件
とても良い建物だと思っていて
内装の手の入れ方も好きで
大家さんとお話しする機会がまたありましたら
住人はとても気に入って感謝して住んでますとお伝えください
そんなことを不動産屋さんに話していました。
本来ならお礼を言うのは本人に言わないと
伝わらないような気がするところなのだけど
なぜかこの瞬間はこの電話口の不動産屋さんに言うことで
ちゃんと繋がってるような気がして
妙な胸の清々しさを覚え
これも遍在性ってやつかなと実体験が来た気がしました。
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それで話は戻って、私は創作をすることで
肉体はヘトヘトになる日もあるけど
心がすごく元気でいられるなあというのを
何度も何度も経験してきていて
だから作品にはそういう気持ちが付いて行っていると思いますが
それだけでなくて
ワークショップという場を作って
必要な方がそこで楽しんでくださる
その様子を見ているにつけ、
この楽しさは私の遠くに暮らす大切な友達にも
伝わっていくんじゃないかってことを思うのです。
まわりまわって全て繋がっている。
近くで出会える者同士で出会って、
創作する楽しさを思い思いに味わっていく
その楽しさは、同時に参加してくださる方々の
大切な人たちに伝播していくかもしれない。
そういう可能性を秘めているんじゃないかと思うのです。