Day10 「真冬のテントウムシ」

今日という一日の命
今の自分にエネルギーを与えてくれる他の生命を
全て含めてプレゼント
今回のアドベント絵のテーマはプレゼントで続行中

そして10日目は 「真冬のテントウムシ」です。
あったかい部屋で爆音でエレカシを聴きながら
外に干していて少し冷たくなった洗濯物を取り込む
洗濯物といっしょに入ってきたのは
真冬のテントウムシ
命眠りゆく真冬の都心のベランダより舞い込む。

羊使いのサンチャゴが宝が隠されているという夢を信じ
アフリカの砂漠を越えピラミッドを目指すお話
パウロ・コエーリョ著「アルケミスト」
この物語の中のシーンがいくつも印象に残っていて
たまに思い出すことがある、まるであのシーンみたいなんて。
特にこの物語の中で初めて前兆というものってあるんだわと
意識し始めて、感覚を自分でもはっきりと感じた。

砂漠にヘビを見つけるシーンがあったはずだけど
冷たいベランダから現れたテントウムシという命は
そんな風に何かの前兆を思わせた

[the life of mid winter ] Size: 2L/ 18 * 13 cm
Oil Pastel

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