秩父の旅ー神さまとの対話?

先日の三峰山、上り同様に下りもバスで帰れることができたけど
昔の人は通っていたという山道の表参道
下るだけ1時間半なら、どうしても通ってみたくなった。

スケッチに夢中になってカラスに注意されるくらい
時間を忘れていなければねえ。。。

ここからスタート!
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計算すれば日没に30分くらい遅れる予定で山を下り始め
なんとか時間を縮めたくて最初は猛ダッシュ。
下り始めて15分後に上りの人1名に会った以来誰もいない。

フワフワの大きな枯れ葉、いつもだったらカワイイって思える。
こんな急いで降りたい日は
足がどこまで沈むのかさっぱり予想がつかないので本気で困る。

  
昔読んだ『アルケミスト』という本の中で
主人公にスプーンの中に油を入れた状態でこぼさないようにしながら
世界の美しいものを見ておいでというシーンがあったのだけど
それが頭の中をくるくるめぐる。
足元も時間も心配で山の景色を見る余裕がなーいw
たまに少し気にして、フーハアアーあの組み合わせキレイとか見るけど

日没まで降りることで必死だどぉ。

「清浄の滝」の写真を撮る間だけ休憩。

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熊が出るので鈴かラジオで存在を示してねという意味の看板は
人っ子一人いない山道だし
歌でも歌って賑わっていたらどうかな?
なんて思って気楽に考えていたけど
滝を過ぎてからしばらくすると
聞いたことのない獣の鳴き声
フフォフォフォフォーーーンと
谷になり響き、あれれ??あれええ???

真剣に考え直してアイフォンのアイチューンに入っている
ジャスティン・ビーバーと
ピット・ブルをとりあえず鳴らしながら歩きだした。
(ここでシリアスな曲をかけられたらツワモノだなあ)
心の中では神さまに、
世界のねカナダとかアメリカってところには
こんなミュージシャンもいるんですよー
どうですか?案外良くないですか?
この山道で聞けることなかなかないでしょ?
って語りかけてる。

しかもピットブルが今夜どうだい?的な歌詞なのに
そんな煩悩をイメージしずらいの何の。
そうか、この山の中にいると(状況が状況だってのもあるけど)
今に生きてるんだ。今にしか生きられないというか・・・
足を前に出す。ここに足を置くって動きに集中して
その少し前とか後とかに意識はいかない。

意識が飛んだとしたら映画の「ロード・オブ・ザ・リング」の世界みたいに
山々を歩いて移動しながら、オークとか匂いで探してくる悪者に
追われてその気配を感じる・・・なんてこと
現代人の私には完全に無理だなあって妄想したくらい。

そんなこんなで無事に下山した瞬間は、
練習を終えた野球部みたいに
ぶっきら棒にありがとうございましたと
山に向けてつい声がでる。

後から考えると、どうしてこんな山道
ビビリで運動不足の私が一人で通ったんだろうって思う。
バンジージャンプで大人になる儀式のような経験を
ギュッと味わった時間でした。
もういい大人なんだけど、妙な成長・・・・
しんどさと自由さが入り混じる。
でも今度はちゃんと早い時間帯だな。

今日も言葉で綴る神さま、アドベントカレンダーブログへ
お付き合いありがとうございます。

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