これはなんですか?

「これはなんですか?」
「これはペンです」
外国語を学ぶときによく聞くパターンの会話。
日常で使わないよ―なんて思うけど、そもそも大人になると余程珍しいものでもない限りそれがなんであるかを他者から説明されることも少なくなる。

話は変わって自分で自分の為にご飯を炊くようになって以来、気がついたらずっと白いご飯を急速に炊きたくて仕方なかったと思う。
ハラペコってのもあるけど。30分水にひたすとかも、しなくてもそれなりの味に仕上がるなら出来ればやりたくない。一時は無洗米を使ったり、とにかく早く炊きあがって欲しい。この頃なんか そんなに研がなくても 美味しいんじゃない?って考え始めたり堕落の一途をたどっていた。
そんな私が最近あることをきっかけに土井善晴さんブームで一冊読んでみようと思ったのが土井さんの「マンガ版お料理入門」ご飯を炊くから始まるのだが、いきなりそこで
「お米は乾物です」
「お米をとぐということはぬかを落として乾物である米を水で戻すということです。」と
さらっと書いてある。さらっとなのに響いた。
日々耳にするのは米、炭水化物、糖質、太るーとか
その角度でばかりしか米の話が入って来なくって米についての成分ばかり。

そこに全然違う角度からただ本質の「米は乾物です」
だから「水でもどす」が来た。
ああ、そうだよね、米、乾物なんだよね
良いも悪いもない、なぜかこの当たり前なんだけど米の本質をついた説明にじゃあちゃんと水につけてから炊こっかな・・・
あ、美味しい・・・
あの面倒でたまらなかった浸す時間が
本質を知ることで妙に楽になってる。w
一時のブームだとしても早炊オンリーからの脱却は大きい。
たまに身近なものでもこれは一体なんなのか?これはなんですか?と、自分なりに定義を確認してみたり、こうであるって定義してみると発見があると思った。

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