友だちの5歳の子どもと留守番をしていたとき
マイブームで持ちあるいていたペンテルのクレオロール
(クレヨンの芯が中に入ってねじりだす仕組みのペン?)で
カーズの絵をアウトラインだけ描いて
中を塗らせるってのをしてたのだけど
両親たちが帰ってきて
紙がもっとほしい~って言いだした。
親は家にある紙を使っておけって言うのだけど
本人は私の持っている画用紙(表面がザラザラ)を指して
こっちがいいと要求する。
ぱっと聞いた感じ紙なんてどれも同じじゃないか
ましてや5才の子にとって・・・ってなる。
でも実は私もこれで描き始めて
紙は画用紙タイプの方が
クレヨンの色が軽く描いただけでも、
さらっとしながらもたっぷりのるので
心地よくてこの組み合わせで持ち歩いていたのだ。
むむむ・・・こいつ分ってるな~と思い、
親に説明して私の画用紙で塗り絵続行。
人間の感覚っていろんなものがあるけど
道具(ペン)を通して他のもの(紙)に触れるような
間接的な触感もすでにこんな時代からあるんだなあって
ちょっとびっくり。
微妙なんだけどこの快・不快があるから
人間は成長できるのかな、なんて想像する。
そのための触感ってすごく役立ってると思うんです。
3月15日のワークショップでは
あなたにとってのフンワカって触感を
色にしちゃうことを企んでいます。
触感を色にすると・・・
どんな作品に出会えるのか企画している
自分自身が楽しみにしてたりします。